高齢者活動センターの中谷です。
こちらのかわらばんブログに登場するのは少しお久しぶりになります。インフルエンザ・はしかも流行する昨今の日本列島ですが…皆様はお元気でお過ごしでしょうか?
私は最近、千代田社協のあるかがやきプラザからすぐ近く、北の丸公園を散歩して、寒桜や河津桜の蕾が開いていくのを眺めるのを楽しみにしております。「冬来たりなば 春遠からじ」ですね。
春が近づくたびに私が思い出すのは、詩人・作詞家の勝承夫(かつ・よしお)が昭和59年に発表した「駅伝を讃えて」という詩の一節「若い豹は春の象徴 君たちが走ると 東海に春がよみがえる」という言葉……今も、芦ノ湖畔の石碑に刻まれています。
この言葉は箱根駅伝第60回大会を記念してのものですが、箱根駅伝といえば、現在の大河ドラマで主人公のモデルになっている金栗四三(かなくり・しそう)氏の尽力により第1回が行われたんですよね。今年の年始に行われたのは第95回大会。長い歴史と継続から、いくつものドラマが生まれてきたんですね。
さて! 継続と言えば(だいぶ強引ですが…)
毎年この時期に行われている、
「岩本町三丁目町会福祉部・婦人部学習会」
千代田社協・和泉橋地区担当も毎年お招きいただきまして、今年は若手メンバー(自分で言うのもおかしな話ですが…)の新元・中谷の2人でお邪魔いたしました。
会場は、大勢の観光客で賑わう秋葉原駅からもすぐ近くの和泉橋区民館。
今回は、「暮らしに役立つ 暦の読み方講座」ということで、例年とは少し毛色の違う講座です。
まずは高藤婦人部長の司会により始まります。役員の皆様のご厚意によりまして、講座の開始前、社協のPRをさせていただくお時間をいただきました。
和泉橋地区担当・サブリーダーの新元。「新しいに、元気の元で新元です!」
これまではベテランの諸先輩方がいましたが、地域の皆様に顔と名前を覚えていただけるよう、我々も頑張ります!
さて、早速講座が始まりました。
4 9 2
3 5 7
8 1 6
縦、横、斜め。どれを足しても15になる、この数字の並びがポイントなんだそうです…!
「ふむふむ、なるほど…」皆様、とっても真剣です!
暦とはなにか。一言では説明できない奥深さですが、西洋とは違う、生活に密着した時の流れを表現したものだと、初心者ながら理解をしました。
「大安」「仏滅」といった「六曜」や、「十二支」、「二十四節気」…どれも暦に関係しています。古代から日本に伝わる生活の知恵、そこにたしかな歴史を感じました。
学習会の終了後は、お食事をご一緒に。
町会の皆様はとても和気藹々、美味しいお弁当を食べながら、心華やぐひとときです。
町会の皆様はとても和気藹々、美味しいお弁当を食べながら、心華やぐひとときです。
職員もテーブルに混ぜていただき、情報交換をさせていただきます。今年は神田祭の年。岩本町三丁目はオフィスの町でもあり、企業の町会員の方々にお手伝いしていただくことが、町会のお神輿にとっても大きな戦力になっているとのことです!
でも、そうした力を得ながら、お祭りが続いていくのは、それもこれも、地元町会の皆様のチームワークあってのこと。
箱根駅伝、暦の知恵と、町会の絆…守られてきた伝統と歴史は、そのバトンをつないできた方々によって支えられているんだな、そんなことを考えた一日でした。
千代田社協も、そんな歴史を繋ぐお手伝いができれば、と考えております。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
(高齢者活動センター 中谷)