和泉橋地区のみなさま、こんにちは!
高齢者活動センターの中谷です。
本日は、去る7月7日(土)、七夕の日に行われました「旧今川中学校 避難所防災訓練」に和泉橋地区担当の新元・中谷がお邪魔した時の様子をリポートいたします。
こちらは、千代田区災害対策・危機管理課が主催となって、地域の自主防災力を高めよう! という意図での催しとなっております。
会場には災害対策・危機管理課のメンバーの他に、和泉橋出張所の面々、さらには旧今川中学校担当の方々など、20名ほど区の職員さんがいらっしゃいました。
そしてもちろん、本日の主役は地域の皆様です。参加されたのは、鍛冶町一丁目・鍛冶町二丁目・神田富山町・神田西福田町・神田美倉町・神田東松下町・神田北乗物町・神田須田町二丁目・神田紺屋町の各町会の方々、50名ほどいらっしゃいました。
この日の訓練は、「千代田区版図上訓練」と称しまして、実際に使用する避難所(旧今川中学校)の図面を用いて、参加者がお互いに意見を出し合いながら避難所の開設及び運営について考える、新しい形の避難所運営訓練とのことでした。
発災時、実際の避難所に指定されている旧今川中学校の体育館にて、会場の図面を見ながら、いざ避難所を開設するとなったら本部はここ、洗濯場はここ、救護はここ…など、さまざまなことを話し合います。
また、当日はちよだボランティアセンターの呼びかけに応じ、IVUSA(国際ボランティア学生協会)市ヶ谷クラブ
・三崎町クラブに所属の学生さんもボランティア役として参加しておりました。
訓練終了後、自分たちの活動を説明するIVUSAのみなさん。頼もしいですね!
すべての訓練が終わったあと、親子連れで参加されている方にお話を伺いました。「今日、お子様も一緒に参加されたのはどうしてですか?」と聞いたところ、「ゲーム感覚で参加できるということだったので…」と仰っていました。実際にはお子様にはちょっぴり難しかったかもしれませんが、それでも「よく考え抜かれた訓練だったと思います!」とのお言葉をいただきました。
訓練の閉会式では、避難所運営協議会の会長の挨拶で、「備えあれば憂いなしというけれど、実際になにかあったときには訓練の半分もできればいいほうではないか。以前の震災の時には千桜小学校に800人が押し掛けた。おそらく、今度何かあったらこの場所には2~3000人は殺到してしまうだろうから、今のうちにきちんと対策を考えておかないといけませんね」というお言葉もありました。
日々防災のことを意識してはいても、本当になにかあったときに一番最初に頼りになるのはやはり地域の力です。これからも、「いざという時」支えあえる地域づくりができるように、我々もお手伝いできれば嬉しく思います。
旧今川中学校前にて、本日お邪魔した和泉橋担当コンビで
最後までお読みいただきありがとうございました!
(高齢者活動センター 中谷)