11月9日の午後、和泉橋区民館で「見守り地区別学習会」が行われました。
テーマは消費者被害。
DVD上映と消費生活センター相談員の方から消費者被害の状況をお話しいただいたいあと、グループに分かれてディスカッションを行いました。
「実際このような電話や訪問販売はありますか?」と質問すると、みなさん首を縦に振られました。
「電車の中に大金の入ったバッグを置き忘れた。」
「ご自宅の近くを天皇陛下の乗った車が通るので、家の中を確認させてほしい。」
「痴漢をしてつかまってしまった。示談金を支払えば裁判にならない。」
など、次から次へと手を変え品を変え連絡が入ってくるようです。
実際にお金を支払ってしまったという話は出てきませんでしたが、ここまで事例が出てくることに驚きました。
「どのようにしたら、高齢者をこのような被害から守ることができるでしょうか?」との質問には、
「町会行事に参加してもらい、お話をする中で何か変化がないかを感じ取る」
「今回のような学習会を各町会で開催する」
「知らない人が頻繁に出入りしている様子はないか、何気なく見守る」
など、具体的な案が出てきました。
これだけ大きな問題になっても、まだ被害にあわれてしまう方が減らないようです。
このように地域で情報を共有し、対応策を話し合うことはとても大切なことです。
また、被害を食い止めるためには、日常的に顔を合わせていある地域の方の力はとても重要です。
地域住民、行政や関係機関が一体となって被害にあう方がいなくなるようにしていければいいと思います。
参加者のみなさまお疲れ様でした。
カタクラ